介護職にとって、問題になってくるのが休日の確保です。
介護職というのは、とにかく休みが取りにくいと言われています。
施設やサービスにもよりますが、ゴールデンウィークや年始年末関係なく要介護者を介護しなくてはいけないからです。
それは仕事として当然ですが、あまりにも連休や年始年末に休みが取れないとなると、不平不満が溜まってくるでしょう。
この点は早く対処しておかないと、やがて不満を抱いた職員は見切りをつけて辞めていくという事にもなりかねません。
そして、一人が辞めていけば、当然その分の負担は他の職員が引きうけなくてはならない状況にもなるでしょう。
そうするとさらに休みが取れなくなってしまって他の職員の不満が増大し、連鎖的に辞めていくという悪循環が引き起こされる可能性もあります。
そのリスクを避けるには、やはり休日を増やすしかないといえます。
ゴールデンウィークや年始年末はどうしても休みたいと考える人が多いのは仕方ないと考え、順番に休めるようにしたり、出勤する職員には手当を出すなどして対策するべきです。
少なくとも、順番に休みを取れるという事を確認するだけで、職員からすれば安心を得ることはできるでしょう。
また、手当が出るのであれば、稼ぎたいという思いを持つ職員であれば自分から積極的に出勤してくれるようにもなるかもしれません。
そうすることによって、休みたい人は休みを取得でき、稼ぎたいものは稼げるようになるというメリットがあります。
さらに、時短勤務であれば入れるという人がいるのであれば、それを考慮するのも手段の一つです。